Le Chevalier du Lion d'Or

ル・シュバリエ・デュ・リオンドールで起こる日々の出来事・・・
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韜晦する微笑み


冷たい空気を見下ろすように月が笑う・・・


やれやれ・・・
パーティが近づくといつもこうだ。


ヘンリーさんをはじめメイド連中もピリピリッとした空気を醸して、
僕は居場所がなくなる。


本当は使用人らしくピシッとしなくちゃならないのかもしれないけれど
もともとこういう堅苦しい雰囲気はキライなんだ。


だから僕はこの納屋の裏に良く来る。
風は冷たいけれど自由だ。
何も縛るものはない。


貴族は欲望に縛られ、
使用人も規律に縛られる・・・
月がうらやましいよ。


さて、そろそろ戻らなきゃ。
またヘンリーさんにどやされるぞ。





 
| 従僕 ヨアン・ジャスパー・クリフォード | 15:00 | comments(0) | - |
はしるはしるアルヴァ様


ふぅ。
やっと片付けが終わった。

結局、誕生日パーティは中止。
振り回されるのは慣れっこだけど、
だったら最初から...



先代の伯爵が亡くなってからというものの、
ご兄弟のまとまりのなさが際だって...



ただまぁアルヴァ様のあのお姿をご兄弟やご友人に「披露」できたことは、
図らずも事態を好転させたのかもしれないなぁ。

プッ、早速走ってるよ。
といってもメイドたちに支えられてだけど。

まぁこれでアルヴァ様が痩せて自分で動けるようになれば
少しは僕らの仕事も減るというものだ。



もしかしたらそれもヘンリーさんの計画ってやつか。
食えない人だなぁ。
| 従僕 ヨアン・ジャスパー・クリフォード | 13:00 | comments(0) | - |
いきものがかり


やれやれ...。


パーティが近づくと作業が増えるだけでなく、
みんなピリピリして毎回毎回疲れるなあ。
貴族というのはいちいち理由をつけて騒ぎたがる生き物だとわかってはいるつもりだが、
それにいちいち巻き込まれる人生...


フゥー...


しかも今回はあのわがままなアルヴァ様のバースデーパーティー。
面倒くさいことにならなければいいなぁ。


ヘンリーさんもかわいそうに。
まともにひとりで着替えも出来ないおぼっちゃんにこき使われて。
しかも最近は...

.......プッ、これは禁句だったか。


あ、
今日はヘンリーさんが用事を言いつけられて出かけているから
誰が呼びつけられるかわからないな。
子供のわがままにつきあうのが仕事かぁ、



やれやれとんでもない話だな...
いや、トンでもない話か.........プッ。


はいはい。ただいま参りますよ。
| 従僕 ヨアン・ジャスパー・クリフォード | 15:00 | comments(0) | - |

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