Le Chevalier du Lion d'Or

ル・シュバリエ・デュ・リオンドールで起こる日々の出来事・・・
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出陣
 

大きなお屋敷の前に、多くの荷物を背に立つ。



「今日から・・・・・・ここで」


ずり落ちてくるメガネを片手で上げ直して目の前の屋敷を見上げる。

・・・・ええと、入口は・・・・



「おや? 君は・・・・・・、誰かな〜〜〜?」

「!」


背後からの突然の声に肩を震わせて振り返ると、
頭から角が3本生えた少年が不思議そうに
覗き込む。


「・・・わ、わちきはっ、今日からこちらでお仕えすることになった新しいメイドの、マリカ・アルシア・レヴァインでゲス!」

「・・・・・・・・・・・・・ゲス」

「あい」

「ゲスゲス!」

「お屋敷の方にお会いしたいのでゲスが、どこに行けば・・・」

「こっちでゲスよ〜〜〜〜!このザビエル!テ!アモ!ラングレー!!!!が。
案内するよ〜〜〜〜ゲスゲスハス!!」


軽やかな足取りと、聴き慣れない唄を口ずさみながら
案内をするザビエルさんとやら。

入口に着くとそのまま不思議な動きのまま去って行ってしまった。


「不思議な方でゲスね・・・。ありがとうでゲーース!



・・・・・・さてと、それじゃあ入るでゲス、か」



荷物を背に背負い直して一歩踏み出す。


と、その時ふと視線を感じた。

上を見上げると、多く並ぶ窓の一つから
腕を組みながらこちらを見下ろす人影が見えた。

そして、


(よろしく、   マリカ)



そう口だけを動かして、奥へと姿を消した。




・・・・・・フン、ご挨拶だこと。

・・・・・まあ、今日から楽しみ。・・・・おっと、いけないいけない。


今日から楽しみでゲス、ね。



ところで、さっきの3本角の男の子には次にまた会ったら
お礼を言わなきゃでゲスね。




さあ、始まるわ。
| メイド マリカ・アルシア・レヴァイン | 07:53 | comments(0) | - |
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