Le Chevalier du Lion d'Or

ル・シュバリエ・デュ・リオンドールで起こる日々の出来事・・・
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相変わらずコナーの情報は掴めない。

 だけど、長男ダニエルとヴィヴィアンの婚約騒ぎがあってからというもの僅かな変化が目に余る。


 四男エミールと何かあったみたいだけど、あれから彼の様子も少しおかしい。

 挙動不審な姿が見られ、本を読む時以外にも俯いている事が多いわ。



 まぁ、わたしの管轄外だけど。





 今回のパーティは散々だったわね。


 例の婚約話やサリヴァンの事件。

 それによる三男アルヴァのほぼ半狂乱状態。



 とんだ騒ぎだったわほんと。




 「マリカさん、それ終わったら次はお庭のお掃除に向かってくれないかしら」



 かといって私達使用人は何もできないし………いつも通りの日常が過ぎて行く。



「あい! わかったでゲス!!
綺麗にしてくるでガス!!」



 この館がどうなろうと、わたしには直接は関係の無いこと。



 「ちょっ……待ちなさいマリカさん!!
 その仕事が終わったらって言った側から出発しようとしないでちょうだい!

 あと、なぜ熊手を持って行こうとしてるの!!」



 ただ関係するとするなら、それを辿って迷路の出口を探す………くらいかしら。


 迷路はジワジワと複雑になっていく。



 「あり?
 ジャパニーズ箒でゲスよ!
 ナオミさんよく知ってるでゲスね!」




 細い何本もの糸が絡まり合うように。




 固く


 色の異なる糸が結び付く。





 「……はあ…。

 貴女が来てから毎日てんてこ舞いだわ。

 …これも何かの縁かしら…?

 こっちは神経使って疲れるし余計な縁だけれど…!」





 そう、


 きっとこれも、




 何かの縁。
| メイド マリカ・アルシア・レヴァイン | 02:43 | comments(0) | - |
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