Le Chevalier du Lion d'Or

ル・シュバリエ・デュ・リオンドールで起こる日々の出来事・・・
<< October 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< Bitter-Ender | main | Tea break >>
Montrachet
 

どうも、遅くなりました。

皆と同じタイミングで来るのはなんだか照れくさかったので、父上には待っててもらいました。
案の定、兄上には軽蔑されましたけど。



でも…墓参りなんて柄じゃないんですよ。
ましてや、あなたのなんてね。
想像通りこんな石碑が載っかるより、女がまたがっていた方がよっぽど似合っている。



…と、顔に何か当たったと思ったら…ほら、父上。
雪が降ってきましたよ。
どうりで寒いわけだ。



ハハ…いやぁ、あれからアルヴァなんかは泣くわ喚くわで大変だったんですよ?

あの普段はおとなしいエミールですら気が気でない様子で…でもアイツのそういう所が見られて安心しました。
なにせオレ達の中で一番あなたに似てないと思ってましたから。

まったく、相変わらずお人が悪いというか…父上にはいつも驚かされてばかりだ。
自由な人だとは思ってましたが…いきなり死ぬことはないでしょう?

ま、あの兄上だけはいつも通りですけどね。
おかげさまで表向きには普段と変わらない日常が戻ってきましたよ。



…そういうオレはどうなのか…ですか?



そうですね…これでおおっぴらに夜遊びもできなくなったので困ってますよ。
欲を言えばもう少し時間が欲しかったところですが…。

ああ、でもドーソン家に連れてきてくれた事には感謝してます。
おかげで大事なものが増えました。

絆も、思い出も。



…そうそう、今年摘まれた葡萄で作った白ワインを持ってきました。
気が利くでしょう?
なんでも今年の葡萄は近年稀にみる出来の良さなんだそうですよ。



え?今日はもう眠い?



それは残念、久しぶりに父上と杯を交わしたかったのですが。
じゃあグラスと一緒に置いていきます。
そのワインが飲み頃になる頃にまた伺いますよ。



おやすみなさい、父上。
| 次男 クライド・ハンニバル・ドーソン | 11:44 | comments(0) | - |
コメント
コメントする










SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE
ADMIN