Le Chevalier du Lion d'Or

ル・シュバリエ・デュ・リオンドールで起こる日々の出来事・・・
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Tea break


カチャ・・・


ゴトッ・・・


カチャ・・・






爽やかな風が金色に輝くレースカーテンを翻し、

ほのかに青い香りが館を包み込む。



暖かな木漏れ日に照らされ、パーティー用のカトラリーを磨いている午後が

私にとって最も心の安寧を感じるひと時です。




そう。

アルヴァ様の誕生パーティーが二週間後に迫っているのです。


素晴らしき一日となるように完璧に準備を進めなくてはいけません。




何しろ、すでにこのお屋敷を離れられた御兄弟の、

長男ダニエル様、次男クライド様、四男エミール様が

久々に勢揃いする喜ばしき日。


ついつい気持ちも高揚しようというものです。




おや?

ソルトセラーに黒ずみが・・・

いけませんね。

ビスケットウォーマーも曇っています。

これも、いけません。

いけません。






前当主サリヴァン様がお亡くなりになられてから7ヶ月。

未だ喪も明けていないこの時期ではありますが・・・


皆が変化を受け入れられていないこの時期だからこそ、宴を。








・・・・・・ん?


この甘い香りは・・・

プディング・・・クレープ・・・?





ふむ、両方ですか・・・。






・・・ふぅ・・・・・・お茶にしますか・・・・・・

 
| 執事 ヘンリー・テオボルト・ワーナー | 15:00 | comments(0) | - |
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